車中泊旅の持ち物

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こんにちは。トシです。

今回は、車中泊旅に必要な持ち物を、「最低限必要なもの」「あった方がいいもの」「あると便利なもの」に分けてまとめていきます。

最低限必要なもの

まずは、これがあればとりあえず車中泊旅ができると思われるものです。

寝袋

車中泊と言うくらいですから、当然寝泊まりするための寝具は必須です。

しかし、車の大きさにもよりますがいつも使っている敷布団や掛布団を使用するのは、スペース的に現実的ではありませんので、寝袋が適していると思います。

選ぶ際のポイントですが、以下の3点に気を付けました。

  • 寝袋の形状(マミー型か封筒型か)
  • 中綿の種類(ダウンか化織か)
  • 使用温度帯

形状は好みもありますが、封筒型の方が掛布団や敷布団として使用できるため使い勝手が良いと思います。

中綿の種類は、車中泊という前提で考えるとよっぽど積載量に余裕がなくて極限まで荷物を小さくしたい方や、ダウンの寝心地が絶対必要だという方でなければ 化織(ポリエステル)の方がメリットが多いと思います。

ダウン 化織(ポリエステル)
メリット・収納がコンパクトで軽い
・ふかふかして柔らかい
・保温性が高い
・洗濯や収納時の扱いが楽
・比較的安価
・濡れてもすぐ乾く
デメリット・水濡れに弱い
・洗濯や収納時の扱いが面倒
・比較的高価
・重くて大きい
・ダウンより硬い寝心地
・ダウンより保温性が低い

中綿の種類についてそれぞれのメリット・デメリットをまとめてみましたが、あくまで両者を比較したときにこのような差があるというだけで、最近の寝袋は性能や寝心地が追及されているので、自分に合ったものを選ぶのが大切だと思います。

実際私は、アウトドアショップで試しに使用してみましたが、何の知識もなく寝てみた結果、化織の方が好みの寝心地だったのでそちらを選びました。後から値段を見たら、比較したダウンの方は値段が4倍くらい高かったです。

使用温度帯は、寝袋に必ず「快適使用温度」と「限界使用温度」が書いてありますので、自分が旅する時期やエリアを考えて選ぶ必要があります。車の中とはいえ、冬の夜になるとあっという間に車内の気温は下がります。

エンジンをかけて寝るのはエコではないですし、振動・騒音も発生します。さらに積雪が激しい地域では車のマフラーを雪がふさいで、車内に排気ガスが充満し死亡する事故などもありますので、基本的にはエンジンは止めて休める環境を整える必要があります。

着替え

着替えは季節に合わせて準備すればいいと思いますが、おすすめは乾きやすくて動きやすいポリエステルやナイロン製のものです。

日常的にコインランドリーを利用する方は分かると思いますが、乾きにくい素材のものは1度の乾燥では乾きません。大抵のコインランドリーは100円○○分のように乾燥機は時間制のため、乾く前に止まってしまうのでコインを追加して再度回す必要があります。

すなわち、乾きやすい素材を選ぶことは、洗濯代金と貴重な時間を節約することにつながるのです。

また、暖かい季節でも防寒着は必要です。なぜなら平野と山では気温差があり、さらに朝晩ともなれば真夏でも冷え込むからです。雨具もあると便利なので、雨具兼防寒着になるようなものを持っていくと便利です。

シェード(目隠し)

これは、寝るときのプライバシーを守るための目隠しと断熱です。

前、後、左右全ての窓を塞いでプライベート空間を作りたいのですが、大抵既製品で売っているものはフロント用のサンシェードや吸盤で張る板状のものであったり、カーテンなどもありますが、どれも車種に合わせた専用設計ではないのでどうしても隙間ができてしまいます。

そこで私はピッタリなサイズで自作することにしました。自作と言っても難しいものではありません。新聞紙で型紙を作ってその通りに銀マットをハサミで切り抜くだけです。ピッタリに作れば吸盤などなくてもハマって落ちてきません。

とはいえ、私は前と後を面倒くさがって作らず既製品のサンシェードを使用しました。その結果前後窓の内側が結露して、毎朝びしょびしょになってしまいました…なので全てのガラスに対して作ることをお勧めします。

洗面用具

洗面用具は主にお風呂セットと歯磨きセットですが、これは個人差があると思いますので内容に関しては特に記載しません。歯磨きは車で磨いて公園や道の駅のお手洗いを借りてうがいすることが多いと思いますので、収納付きでひとつにまとめられるものが便利です。※施設によって歯磨き禁止だったりしますので、ルールとマナーを守って利用しましょう。

あった方がいい

ここからは必須とまではいかないけれど、あった方が良いと思うものです。

マットレスと毛布

あった方がいいとは言いましたが、マットレスはほぼ必須ですね。

車中泊専用のもの、キャンプ用のエアーマットやウレタン製の折り畳み式マットなど種類は沢山ありますが、私は家にあったベビーベッド用の二つ折りマットレスを持っていきました。寝ることはできましたが長さが足りず足がはみ出ていましたので、キャンプ用などのしっかりとしたマットレスがあると良いと思います。

マットレスの下には銀マットを敷くと断熱保温効果があり快適です。こちらはアウトドアショップで買った745円の普通の折り畳み式銀マットを使用していました。

毛布は、寒いときに使うだけでなく、マットレスの下に敷いて高さ調整したり、枕などにも使えるので、1枚持っておくととても便利です。

この他に寝具関係でいうと、ネックピロー、耳栓、アイマスクもあるといいですね。

モバイルバッテリー

車のシガーソケットでスマホやタブレットは充電できますが、外出時やエンジンを切っているときでも充電できるように持っていきました。2台以上用意して常に1台は充電しておくと安心です。

インバーター

車のシガーソケットからAC100Vのコンセントが使えるように変換するための機器です。USB充電のモバイル端末などには必要ありませんが、カメラのバッテリーやPCの充電に使用します。高出力なものもありますが、車のバッテリーへの負担が怖いので300Wのものにしました。

非常時持ち出し袋

旅の最中に災害が起こらないとは限りませんので、一応持っていきました。使わなくて済むのが一番です。

あると便利

最後に、持って行って良かった便利グッズを紹介します。

電池式のLEDランタン

夜寝る前は車の車内灯は使用せずに、暖色系のLEDランタンを使用していました。これだと車内灯を消し忘れてバッテリーがあがったなんて失敗も防げますし、何より旅の雰囲気が出ます(笑)。

買い物かご

これには着替えやタオルなどを入れていました。コインランドリーに行くときに小銭とかごだけ持っていけばいいのでらくちんです。

眠気対策グッズ

私は運転していて眠くなることが滅多にないのであまり使いませんが、景色の変わらない道を延々と走っていて集中力が切れてきたなんて時のために、カフェイン入りのドリンクやカフェインタブレットなどは常に運転席の脇に置いていました。

とはいえ疲れた時は、道の駅やコンビニなどで車を停車して一旦休むのが鉄則です。

クーラーボックス

飲み物を入れてもよし、お土産を入れてもよし。何かと重宝します。

サプリ、マスク

楽しく旅するためには体調管理が大切です。観光地で好きなものばかり食べているとどうしても栄養が偏ってしまいがちなので、足りない栄養素をサプリメントで補うと効率的です。ちなみに私はビタミンC、ビタミンB、プロテインを準備していました。

そして、花粉症の私にはマスクと目薬が必須アイテムでした。どうせほとんど車の中ですから、ゴーグルを着けててもよかった

除菌・消臭スプレー

車内で一定期間寝泊まりしていると、自分では気付きにくいですが、体臭や食べ物のにおいなどがシートや天井に染みついて、結構生活臭が充満してきます。なので、手遅れになる前に定期的に消臭スプレーをふっておくことをお勧めします。

ウェットティッシュ

手を拭くだけでなく、車内のちょっとした掃除にも使えます。一番使ったのが朝に結露したガラスを拭くときです。シェードの説明の時にも書きましたが、フロントとリアガラスの断熱を作らなかったために、毎朝かなり結露していて外が見えない状態でした。シルコットのピュアウォーターは、タオルやティッシュで拭くよりも跡が残らずきれいに拭くことができます。

まとめ

今回は私の車中泊旅の荷物についての紹介でした。人それぞれ工夫して個性が出る部分でもあると思いますので、いろいろな方の荷物紹介を聞くのも面白いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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